こんな方にオススメの内容!
- アフリカ旅行を計画している!
- アフリカのどの国立公園でサファリすればいいか迷っている!
- アクセスの良さや動物の豊富さなどの詳細を知りたい!
- サファリができる人気国立公園を一覧で確認したい!


アフリカサファリツアーのポイント

- サファリができる国立公園は東部アフリカと南部アフリカに集中
- 車で移動するタイプのツアーだけでなく、徒歩やボートで巡るツアーもある
- 日本人に人気のサファリスポットは、主に、ケニア、タンザニア、南アフリカの3カ国

多くのサファリツアーが催行されているアフリカの国立公園のアクセス&広さ指標
サファリツアーが多く催行されているアフリカの国は、主にケニア、タンザニア、南アフリカの3カ国です。
この3カ国は最短で1回の乗り継ぎでアクセスすることができるため、日本から最も気軽にサファリを楽しめる国です。
(とは言っても、フライト時間は合計15時間を超えます、苦笑)
特にケニアは、日本から最もアクセスの良いアフリカの国のため、サファリツアーに参加している日本人観光客の姿が多く見受けられます。

もちろん他の国でもサファリツアーは催行されており、国や地域によって見られる動物は異なりますので、自分の予算、時間、見たい動物によって選ぶ国や国立公園を検討してみましょう。

サファリツアーが多く催行されるエリア

アフリカのサファリツアーは、アフリカ大陸の東側から南側にかけて多く催行されています。
日本の旅行会社が企画しているサファリツアーの大半も、このエリアに集中しています。

一方で、アフリカ大陸の北側は、広大なサハラ砂漠が広がっている影響でサファリが楽しめるエリアはほとんどありません。
また、アフリカ大陸の西側は、東側同様に多くの野生動物が見られる国立公園が点在しているものの、情勢不安やインフラの未整備などの影響で、あまりサファリツアーは催行されていません。
つまり、日本人がサファリツアーに参加する場合は、比較的アクセスが良く、観光整備が行われている東側や南側がメインになります。
サファリツアーの相場

まず初めに言ってしまうと、アフリカのサファリツアーの相場は非常に高額です。
サファリツアーが高額である主な理由は、以下の通りです。
- ほとんどの国立公園が市街地から離れているため交通費がかかる
- 多くのツアーが宿泊を伴う(宿泊費がかさむ)
- ほとんどの国立公園では専属ガイドを付けなければならない
- 公園入場料がかかる
- 見られる動物によって許可証発行の料金がかかる
- その国の物価は反映されずに外国人観光客向けの価格が設定されている

サファリツアーの料金内訳の一例(1泊2日の場合) | |
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往復送迎 | 20,000円 |
サファリカーレンタル | 30,000円 |
専属ガイド | 20,000円 |
宿泊 | 30,000円(1泊分) |
飲食 | 10,000円(2日分) |
入場料 | 5,000円 |
許可証 | 100,000円 |
国立公園にもよりますが、1泊2日のサファリツアーの相場は10万〜20万円になります。
さらに、許可証の発行が必要な国立公園に入る場合は、プラス10万円ほどかかります。

飲食費、宿泊料金に関してはツアーグレードによって変わってきますが、サファリツアーは安全第一のため、3つ星ホテル以上のグレード、飲食充実でツアーが組まれることが多いです。
もし、少しでもサファリツアー料金を下げたい場合は、下記を意識してツアー選びをしてみましょう。
- 日帰りツアー(宿泊料金を節約)
- テント泊(ホテルや高級ロッジではない)
- 許可証発行が不要な国立公園
- 英語ガイド(日本語ガイドは少ないため料金が上がる傾向がある)

ケニアの国立公園の特徴

【ケニアの国立公園の特徴】
- 日本から最もアクセスの良い”サファリツアーの聖地”
- 日本発のツアーが多く催行(日本語ガイドツアーも多い)
- 首都ナイロビを拠点に日帰りサファリができる国立公園が多い
最も日本人に馴染みのあるサファリツアーが催行されている国がケニアです。
ケニアにはサファリツアーが催行されている国立公園が多く、多種多様な動物を見られることで世界的に人気です。
人気のサファリ大国であるため、観光施設が非常に充実しており、快適なサファリツアーを楽しめるのが魅力の一つです。

首都のナイロビを拠点にすれば、日帰りで本格的なサファリが楽しめるため、海外旅行初心者やサファリ初心者にはケニアは最適な国と言えます。

ナイロビを中心としたケニア国内のサファリスポット
マサイマラ国立保護区

先住民族マサイ族との交流ができることで有名
観光拠点 | ナイロビ(ケニアの首都) |
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ツアー相場 | 100,000〜200,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約6時間 |
ベストシーズン | 6〜10月、12〜2月 |
『ケニアのサファリ = マサイマラ国立保護区』
このように言っても過言ではないぐらい、日本で最も有名なケニアのサファリスポットがマサイマラ国立保護区です。
ここまで有名になった要因は、豊富な動物が見られる上に、先住民族マサイ族との交流ができることで、多くの日本のメディアに取り上げられていることが挙げられます。

観光拠点となる街はケニアの首都ナイロビではあるものの、国立保護区の近くには空港もあるため、空路でアクセスすればすぐにサファリツアーを楽しむこともできます。
また、保護区周辺には、アフリカらしいおしゃれなロッジやリゾートホテルなど多くの宿泊施設があるため、サファリツアーだけでなく、ホテル滞在を楽しむ点も魅力です。
初めてアフリカでサファリツアー体験をするなら、日本から近くて設備が整っているマサイマラ国立保護区が最もおすすめです。
ツアー詳細はこちら >>アンボセリ国立公園

背後に名峰キリマンジャロが見えるのが最大の特徴
観光拠点 | ナイロビ(ケニアの首都) |
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ツアー相場 | 30,000〜100,000円 |
目安日数 | 1日(日帰り) |
目安移動時間(片道) | 約6時間 |
ベストシーズン | 6〜10月、12〜2月 |
前述のマサイマラ国立保護区と同じぐらい、ケニアで人気の国立公園がアンボセリ国立公園です。
アンボセリ最大の魅力は、コスパの良さです。
マサイマラ国立保護区同様、多種多様な野生動物を見ることができるにもかかわらず、他の国立公園のサファリツアーに比べて料金が非常に安いです。
最も安いツアーで一人30,000円(日帰り)と、金銭的にあまり余裕のない方でも参加しやすい料金設定となっております。

もちろん、宿泊プランのツアーも豊富に取り揃えているため、自身の予算や日数に併せたプランを選べる点も魅力です。
ツアー詳細はこちら >>ナクル湖国立公園(世界遺産)

ナクル湖名物”フラミンゴの群れ”は環境変化によって見れなくなりつつある
観光拠点 | ナイロビ(ケニアの首都) |
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ツアー相場 | 30,000〜100,000円 |
目安日数 | 1日(日帰り) |
目安移動時間(片道) | 約3時間 |
ベストシーズン | 3〜5月 |
「世界遺産の国立公園でサファリをしたい」
そんな方におすすめなのが、ナクル湖国立公園です。
名前の通り、ナクル湖という広大な湖を中心とした国立公園で、多種多様な鳥類を見ることができるバードウォッチングの聖地の一つです。
なかでも、湖を埋め尽くすほどのフラミンゴの大群が見られることで人気で、フラミンゴが数多く飛来する3〜5月に観光客が集中します。

※注意点※
近年、地球温暖化などによる環境変化・気候変動にともない、ナクル湖で見られるフラミンゴの数が激減しています。群れを成すフラミンゴを見られることは難しいため、湖や湿地帯に恵まれた他の国立公園での観察の検討をおすすめします。もちろん、鳥類以外にも、ゾウやシマウマ、サイといったサファリで人気の大型動物にも会うことができます。
また、首都のナイロビから比較的アクセスがよく、ツアー料金設定もリーズナブルなため、手軽にサファリを楽しみたい方にもおすすめです。
ツアー詳細はこちら >>ナイロビ国立公園

野生動物の背景に高層ビルが映る光景が独特
観光拠点 | ナイロビ(ケニアの首都) |
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ツアー相場 | 10,000〜30,000円 |
目安日数 | 1日(日帰り) |
目安移動時間(片道) | 約30分 |
ベストシーズン | 4〜10月 |
ケニア滞在時間があまり無く、それでもサファリを体験したい方におすすめなのが、ナイロビ国立公園です。
ナイロビ国立公園は、なんとナイロビの空港(ジョモ・ケニヤッタ国際空港)の目と鼻の先にある、アフリカで最もアクセスの良い国立公園です。

市街地から近いこともあり、ツアー料金設定も非常にリーズナブルです。
また、国立公園に隣接する「ゾウの孤児院」を訪れるプランが人気で、施設内では保護されたかわいい赤ちゃんゾウを見ることができます。
ツアー詳細はこちら >>ケニア山国立公園(世界遺産)

アフリカで2番目に高い山「ケニア山」
観光拠点 | ナイロビ(ケニアの首都) |
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ツアー相場 | 40,000〜100,000円 |
目安日数 | 1日(日帰り) |
目安移動時間(片道) | 約3時間30分 |
ベストシーズン | 1〜3月 |
ケニア山国立公園は、ちょっと変わったサファリを体験したい方におすすめの国立公園です。
他の国立公園と違うポイントは、トレッキングをしながら様々な動植物を見ることができる点です。

ケニア山の標高は、アフリカ大陸で2番目の高さを誇る5,199mですが、山の途中までの登山のため、登山初心者でも参加可能です。
そして、登山の道中では標高に応じて様々な動植物を見ることができます。
驚くべきことに、標高の高い場所でゾウに出会うこともできるのです。
また、ケニア山のふもとに広がる「レワ野生生物保全地域」も世界遺産に登録されており、こちらの保全地域では、他の国立公園同様に車に乗りながらのサファリを楽しむことができます。

ツァボ・イースト国立公園

”ピンクゾウ”が見られることで人気
観光拠点 | モンバサ |
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ツアー相場 | 20,000〜60,000円 |
目安日数 | 1日(日帰り) |
目安移動時間(片道) | 約2時間 |
ベストシーズン | 6〜10月、12〜2月 |
ツァボ・イースト国立公園は、ケニア国内で最大規模の広さを誇る、サファリツアーの催行頻度が多い人気の国立公園です。
ケニア第二の都市であるモンバサからのアクセスがよく、モンバサ観光を兼ねて訪れるプランが人気です。

見られる動物の数は、ケニアを代表するサファリスポットとして有名な「マサイマラ国立保護区」や「アンボセリ国立公園」にも引を取らない個体数です。
なかでも、ツァボ・イーストの環境の影響でピンク色に見える”ピンクゾウ”を観察することができる公園として注目を浴びています。
ちなみに、ツァボ・イースト国立公園と対になるようにして広がる「ツァボ・ウエスト国立公園」もあり、2つの国立公園を巡るツアーも多く催行されています。

タンザニアの国立公園の特徴

【タンザニアの国立公園の特徴】
- 大規模な国立公園が多いサファリ大国
- 世界遺産登録されるほどの貴重な地形や動植物が見られる
- アフリカ最高峰のキリマンジャロ山を有する雄大な自然環境
タンザニアは、ケニアと並びアフリカを代表するサファリ大国として世界的に知られています。
「セレンゲティ国立公園」や「セルース猟獣保護区」に代表されるように、サファリツアーが行われている国立公園や保護区の規模はアフリカの中で他を圧倒します。
広いだけでなく、世界遺産に登録されるような貴重な自然環境が広がっているところも大きなポイントです。

また、タンザニアにはアフリカ大陸の最高峰として知られているキリマンジャロ山もあります。
サファリだけでなく、登山やハイキングなど、様々な楽しみ方ができるのもタンザニアサファリの魅力の一つです。
セレンゲティ国立公園(世界遺産)

他の国立公園を圧倒する規模と豊富な動物に出会えることで人気
観光拠点 | アルーシャ |
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ツアー相場 | 150,000〜300,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約8時間 ※空路アクセスの場合は国立公園内の空港を利用。 |
ベストシーズン | 6〜10月(ヌーの大移動) |
『タンザニアのサファリ = セレンゲティ国立公園』
このように言ってもいいほど、タンザニアサファリで最も有名な国立公園がセレンゲティです。
タンザニアのみならず、アフリカ大陸で最も多くの野生動物を間近で見られる国立公園で
「多くの種類の野生動物を確実に見たい」
このように考えている方は、セレンゲティ国立公園一択と言ってもいいでしょう。


セレンゲティの名物は、”ヌーの大移動”です。
用語メモ
ヌーの大移動とは、ウシ科の大型哺乳類であるヌーが、新たな食料(草)を求めてアフリカの大地数百kmを群で移動する光景。ヌーの大移動が見られる有名な場所は、タンザニアのセレンゲティ国立公園から、隣国ケニアのマサイマラ国立保護区にかけて広がるサバンナ。ヌーの大移動が見られるのが6〜10月なので、セレンゲティを訪れる場合はなるべくシーズンに合わせましょう。
一方で、セレンゲティは決してアクセスの良い国立公園とは言えません。
タンザニアの主要都市からのツアー参加の場合、必ず2泊以上の宿泊プランになります。
ただし、セレンゲティ周辺には、ラグジュアリーなホテルやロッジが豊富なため、ホテルライフを満喫することもセレンゲティの楽しみ方の一つです。
ツアー詳細はこちら >>ンゴロンゴロ保全地域(世界遺産)

巨大なクレーターの中に動物の楽園が生まれた独特なサファリを楽しめる
ポイント
タンザニア随一の広大な面積を有する動物天国
巨大なクレーターなどの地形も楽しめるのが特徴
世界遺産登録されている公園の中では比較的アクセスが良い

人気度
アクセス
ツアー料金
広さ
動物の豊富さ
観光拠点 | アルーシャ or モシ(キリマンジャロ) |
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ツアー相場 | 40,000〜150,000円 |
目安日数 | 日帰り or 1泊2日 |
目安移動時間(片道) | 約4時間(アルーシャからの場合) |
ベストシーズン | 1〜2月、6〜10月 |
ンゴロンゴロ保全地域は、野生動物観察だけでなく、アフリカらしい独特で圧倒的な自然景観を楽しみたい方におすすめです。
ンゴロンゴロ最大の特徴と言ってもいいのが、火山噴火によって誕生した世界最大級のクレーターが見られることです。
用語メモ
クレーターとは、隕石の衝突や火山噴火などの自然現象によって誕生した、巨大なくぼみ。ンゴロンゴロで見られるクレーターは火山噴火によって誕生したもの。保全地域名の「ンゴロンゴロ」は、現地の言葉(スワヒリ語)で
「巨大な穴」
を意味します。
保全地域は大きく分けて、クレーター内部と外部に分けられ、それぞれ標高や生育する植物が異なるため、生息する野生動物の種類も異なります。
このように、1つの保全地域であるにもかかわらず、クレーターの外と内部で異なる動植物を観察できるところがンゴロンゴロ保全地域がサファリツアーで人気の理由の一つなのです。

なお、タンザニアサファリ観光の拠点となる街アルーシャから比較的アクセスが良いことから、アルーシャから日帰りツアーが多く催行されている点も魅力的です。
ツアー詳細はこちら >>キリマンジャロ国立公園(世界遺産)

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロを臨む絶好のロケーション
ポイント
アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ山を臨む雄大な景観が魅力
登山ツアーからサファリツアーなど観光スタイルが豊富
観光施設が非常に充実している

人気度
アクセス
ツアー料金
広さ
動物の豊富さ
観光拠点 | モシ(キリマンジャロ)or アルーシャ |
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ツアー相場 | 40,000〜100,000円(本格的な登山をする場合は料金が上がる) |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約1時間(モシからの場合) |
ベストシーズン | 1〜2月、7〜9月 |
キリマンジャロ国立公園は、その名の通り、アフリカを象徴する山「キリマンジャロ」を最も近くで眺めることができる国立公園です。
よく知られているキリマンジャロのツアーとしては、数日間に及ぶキリマンジャロ登山です。
”特別な許可無しで素人でも登山することができる世界で最も高い山”、として知られているため、世界中から多くの登山客が集まります。

その一方で、キリマンジャロのツアーは本格的な登山だけでなく、山の途中までをハイキングする日帰りツアーや、山の周辺に広がる高原をドライブして野生動物を観察するサファリツアーも数多く催行されています。
他の国立公園同様、サファリツアーでは多くの野生動物を見ることができるので、キリマンジャロを間近で見つつ、サファリも楽しみたい方にはおすすめです。

ちなみに、ケニア側からキリマンジャロ山を眺めたい方は、前述のアンボセリ国立公園がおすすめです。
ツアー詳細はこちら >>アルーシャ国立公園

市街地からのアクセスが非常に良いことでツアー客に人気
観光拠点 | アルーシャ |
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ツアー相場 | 40,000〜100,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 1時間 |
ベストシーズン | 6〜10月 |
アルーシャは、サファリが楽しめる数あるタンザニアの国立公園の中で最もアクセスの良い国立公園です。
タンザニアサファリ観光の拠点となるアルーシャからわずか1時間で着くため、長距離移動が苦手な方でも気軽に参加することができます。
さらに、市街地から近いにもかかわらず、動物の生息数は豊富で、キリン、ゾウ、バッファローなどの人気動物に出会うことができます。

また、アルーシャには大型高級ホテルから安価な宿まで幅広く揃っており、ツアー会社のオフィスや飲食店も多いため、観光において困ることはほぼありません。
長距離移動を避けつつ、本格的なサファリを楽しみたい方は、ぜひアルーシャ国立公園を検討してみましょう。
ツアー詳細はこちら >>タランギーレ国立公園

タンザニア屈指のアフリカゾウの生息数を誇る
観光拠点 | アルーシャ |
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ツアー相場 | 50,000〜150,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約4時間 |
ベストシーズン | 1〜2月、6〜10月 |
タランギーレ国立公園(タランガー国立公園)は、アクセスが良く、混雑を避けて観光したい方におすすめする国立公園です。
周辺のンゴロンゴロ保全地域やアルーシャ国立公園と比べると知名度が劣りますが、その分観光客が少なく、過度な観光開発が行われていないため、アフリカの雄大な自然に心をはせることができるのが魅力の一つです。

タランギーレで最も有名な動物がアフリカゾウです。
生息数は数あるタンザニアの国立公園の中でもトップクラスです。
もちろん、その他の大型草食動物なども見ることができます。
周辺のンゴロンゴロ保全地域と併せて訪れる宿泊プランも多く催行されているので、ぜひ他の国立公園と一緒に訪れてみてください。
ツアー詳細はこちら >>マニャラ湖国立公園

マニャラ湖はバードウォッチングとしても人気の湖
観光拠点 | アルーシャ |
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ツアー相場 | 50,000〜300,000円 |
目安日数 | 日帰り (ただし、ほとんどが他の国立公園と併せて訪れるツアーのため宿泊するケースが多い) |
目安移動時間(片道) | 約3時間 |
ベストシーズン | 1〜2月、6〜10月 |
マニャラ湖国立公園は、タンザニアでバードウォッチングをしたい方におすすめする国立公園です。
タンザニアの国立公園の多くが、高原や山中に生息する草食・肉食動物観察がメインであるのに対し、マニャラ湖国立公園はマニャラ湖を中心に広がっている国立公園であるため、水辺を中心に多くの野鳥を観察できます。

公園の規模が比較的小さいながら、ここでしか見られない野鳥や大型の動物も観察できるためサファリツアー客は多いです。
ただし、ほとんどのツアーが、周辺のンゴロンゴロ保全地域やセレンゲティ国立公園と一緒に巡るもののため、ツアー料金設定が高めになってしまいます。
タンザニアで1つでも多くの国立公園を巡りたい方は、ぜひマニャラ湖国立公園も検討してみてください。
ツアー詳細はこちら >>セルース猟獣保護区(世界遺産)

タンザニア最大の面積を有する動物の楽園
観光拠点 | アルーシャ |
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ツアー相場 | 130,000〜300,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約3時間 |
ベストシーズン | 6〜8月 |
セルース猟獣保護区(ニエレレ国立公園)は、あまり海外の観光客に知られていない、知る人ぞ知るアフリカ最大規模の広さを誇る動物保護区です。
他の国立公園と比べて圧倒的に観光客が少ないため、過度な観光開発が行われておらず、ありのままのアフリカの大地を感じることができるところが魅力です。
人気の国立公園で起こるサファリの車渋滞とは無縁で、360度自然のみの大パノラマを楽しめます。

一方で、アクセスがあまり良くない点がマイナスポイントです。
保護区周辺には大きな街が無いため、主に以下のようなツアーに申し込んで数日かけてサファリを楽しむことになります。
- ザンジバル島発の「リゾート×サファリ」ツアー
- ダルエスサラーム発の3〜4日間ツアー
サファリは、近くにあるルアハ国立公園と併せて行われることが多いため、複数の国立公園のサファリを楽しめるというメリットがあります。
さらに、広大な敷地であるがゆえに、人気の草食・肉食動物はもちろん、クロサイなどの希少な動物に出会えることもあります。
時間的にも金銭的にも余裕のある方は、ぜひセルース猟獣保護区で広大なサファリツアーを楽しんでみてください。
ツアー詳細はこちら >>南アフリカの国立公園の特徴

【南アフリカの国立公園の特徴】
- 観光客が非常に多い
- 大都市からのアクセスが良好
- 観光施設が非常に充実
南アフリカは、アフリカ諸国の中でも特に観光客が多く訪れる国です。
そのため、サファリツアーには国内外から多くの観光客が訪れます。
サファリツアーが多く催行されているエリアは、南アフリカ最大の都市であるヨハネスブルク周辺です。
サファリ観光をメインに考えている方は、ヨハネスブルクを拠点にツアーを申し込むのがおすすめです。

クルーガー国立公園

南アフリカで最も人気のサファリスポット
観光拠点 | ヨハネスブルク or 国立公園周辺の街 |
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ツアー相場 | 100,000〜200,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約8時間 |
ベストシーズン | 4〜10月 |
クルーガー国立公園は、南アフリカのサファリで最も人気のある国立公園です。
世界遺産登録されている多くの国立公園を抱えるケニアやタンザニアにも負けない、広大で多様な動物を見ることができます。
一般的なアクセスは、南アフリカ最大の都市であるヨハネスブルクから最低3日間のツアーに参加する方法です。
もしくは、クルーガー国立公園周辺の街(ヘイジービュー、など)からのピックアップであれば、日帰りでのアクセスも可能です。
(国立公園周辺には小さな空港が点在してます)
日帰りであれば、ツアー料金を数万円に抑えることができるため、なるべく費用を抑えてサファリを楽しみたい方は、クルーガー国立公園周辺のホテルに宿泊しましょう。

また、広さや動物の豊富さ以外にも、クルーガー国立公園はホテルやレストランなどの観光施設が非常に充実しているところがポイントです。
豪華なロッジからキャンプ施設、10軒以上のレストランなど、サファリ以外でも滞在を楽しむことができます。
南アフリカでサファリを考えている方は、まずはツアーが充実したクルーガー国立公園を検討してみましょう。
ツアー詳細はこちら >>マディクウェ・ゲーム保護区

アクセスの良さと観光施設の充実で人気
観光拠点 | ヨハネスブルク or プレトリア (保護区近郊の街サンシティからもアクセス可能) |
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ツアー相場 | 50,000〜200,000円 |
目安日数 | 1泊2日 |
目安移動時間(片道) | 約4時間30分 |
ベストシーズン | 5〜9月 |
「南アフリカでたくさんの動物を見たい。でもクルーガー国立公園などの人気の国立公園まで行く時間や予算が無い」
このような方におすすめなのが、マディクウェ・ゲーム保護区です。
ヨハネスブルクやプレトリアといった主要都市からアクセスがしやすいサファリエリアとして人気です。
一般的には1泊2日以上のツアーが多いですが、ツアー会社によっては日帰りプランを出しているところもあります。

また、保護区には豪華なロッジなどのおしゃれで滞在が楽しめる宿泊施設が点在している点も特徴です。
アフリカらしい木造のおしゃれロッジに滞在して、サファリもホテルライフも楽しむことができます。
滞在時間が限られている方やホテル滞在にこだわりのある方は、ぜひマディクウェ・ゲーム保護区を検討してみてください。
ツアー詳細はこちら >>ピラネスバーグ自然保護区(ピーランスバーグ自然保護区)

リーズナブルな価格で本格的なサファリを楽しめる人気スポット
観光拠点 | ヨハネスブルク or プレトリア |
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ツアー相場 | 20,000〜60,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約2時間 |
ベストシーズン | 5〜9月 |
ピラネスバーグ自然保護区(ピーランスバーグ自然保護区)は、1979年に人工的に造られた国立公園です。
人工的に造られたため、園内に生息する動物たちは他の国立公園などから連れて来られています。
つまり、観光客に大人気の動物(ゾウ、ライオン、ヒョウなど)たちが必ず生息しているため、人気動物を確実に見たい方は満足できる国立公園です。

また、道路などのインフラが綺麗に整備されていることから、自家用車やレンタカーでサファリを楽しむことができる、数少ない国立公園でもあります。
自分の運転でサファリを楽しみたい方や人気動物に会いたい方にはおすすめです。
ツアー詳細はこちら >>アクイラ私営動物保護区

ケープタウンからアクセスできるコスパ抜群のサファリスポット
観光拠点 | ケープタウン |
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ツアー相場 | 20,000〜60,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約2時間 |
ベストシーズン | 6〜11月 |
アクイラ私営動物保護区は、ケープタウンから最も気軽にサファリツアーを楽しめる保護区です。
日帰りで訪れることができる近さに加え、ツアー料金は最安で2万円台から参加できるため、お金と時間に余裕のない方に優しいサファリスポットです。

また、安価な料金設定のため、ヘリツアーにアップグレードする観光客もいます。
気軽に上空からサファリを楽しめるなど、他の国立公園ではなかなか体験できない観光を楽しめるところも魅力の一つです。
ツアー詳細はこちら >>ボツワナの国立公園の特徴

【ボツワナの国立公園の特徴】
- 水辺から動物を観察するボートツアーが名物
- ヴィクトリアの滝と併せて訪れるプランが人気
- 観光拠点となるどの街も治安が良い
ボツワナの人気サファリエリアは、ジンバブエとの国境付近などの北側に集中してます。
特に、世界三大瀑布の一つとして知られている「ヴィクトリアの滝」から各国立公園へ向かうプランが充実しているため、ヴィクトリアの滝と併せてサファリを楽しむ観光客が非常に多いのが特徴です。

また、ボツワナ国内は豊な水源に恵まれているため、川谷湖から野生動物を見る”ボートサファリ”が人気の観光スタイルです。
ケニアや南アフリカに比べ、観光拠点となる街の治安が良いため、安心安全な滞在を最優先で考えている方は、ぜひボツワナでのサファリを検討してみてください。
チョベ国立公園

ゾウの生息数が非常に多いことで知られている
ポイント
”ゾウの生息数世界一”とも言われるゾウの楽園
水辺から観察する”ボートサファリ”が名物
ツアー料金が比較的安いコスパに優れたプランが豊富

人気度
アクセス
ツアー料金
広さ
動物の豊富さ
観光拠点 | ヴィクトリア・フォールズ or カサネ |
---|---|
ツアー相場 | 5,000〜50,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約1時間30分 |
ベストシーズン | 8〜9月 |
「どこのサファリツアーも料金が高くて困っている」
「なるべく費用を抑えてたくさんの動物を見たい」
この願いを叶えてくれるのが、チョベ国立公園です。
チョベ国立公園は、”世界三大瀑布”として知られる人気観光地ヴィクトリアの滝から気軽にアクセスできるサファリスポットとして人気があります。
拠点の街であるヴィクトリア・フォールズ(国際空港あり)からアクセスが良いこともあり、日帰り観光が可能なため、他のサファリツアーよりも料金を節約して楽しむことができます。

チョベ国立公園最大の特徴は、”ゾウの生息数が世界一”と言われるほど多くのゾウを見ることができる点です。
園内にはチョベ川が流れており、水を求めてゾウなど多くの野生動物が集まってきます。
そのため、川をボートで進んで動物を観察する”ボートサファリ”形式が非常に人気です。

なお、チョベ国立公園のサファリツアーには、近くのヴィクトリアの滝も併せて訪れるプランもあるので、1度に2つのアフリカの大自然を満喫できるのも魅力です。
ツアー詳細はこちら >>オカバンゴ・デルタ(世界遺産)

海に面していない内陸の湿地帯としては世界最大
観光拠点 | マウン |
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ツアー相場 | 30,000〜150,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約1時間30分 |
ベストシーズン | 6〜9月 |
オカバンゴ・デルタは、世界最大の内陸性湿地帯として世界的に知られ、サファリエリアとしても注目を浴びています。
用語メモ
内陸性湿地帯とは、無数の川や池などによって水深の浅い水の大地が内陸に広がる環境。一般的には川の流れが海にたどり着く環境に広大な湿地帯ができやすいが、オカバンゴ・デルタは海に接していない(内陸)広大な湿地帯として世界的に知られている。園内のほとんどが湿地帯のため、サファリをする際は「モコロ」という丸木船に乗って動物観察をするのが名物です。
船に乗ることで視線が動物とほぼ同じになり、より動物との距離が近く感じます。

また、他の国立公園では見れないこともある、ヒョウやライオンといった肉食動物に遭遇できる確率が高い点も魅力の一つです。
なお、オカバンゴ・デルタはボツワナで唯一世界遺産登録されているサファリエリアですので、世界遺産好きの方は必見のサファリスポットです。
ツアー詳細はこちら >>モコロディ自然保護区

首都から気軽に訪れることができる人気サファリスポット
観光拠点 | ハボローネ |
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ツアー相場 | 40,000〜60,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約1時間30分 |
ベストシーズン | 6〜9月 |
モコロディ自然保護区は、南アフリカとの国境付近に位置する、地元の人に人気の保護区です。
首都ハボローネからのアクセスが良いため、ファミリーに愛されるサファリスポットで、週末ピクニックを楽しんでいる観光客を多く見かけます。
ホテルやレストランなどの観光施設が充実しているため、サファリ初心者におすすめできます。

一方で、旅行会社によるツアー催行はあまり多くないため、基本的には滞在しているホテルや街中のツアー会社で申し込む形になり、少し手間がかかります。
海外からの観光客もあまり多くないため情報が少ないですが、人気の大型哺乳類動物には出会えるので、ハボローネ滞在をする方はぜひモコロディ自然保護区でサファリすることを検討してみてください。
ツアー詳細はこちら >>ウガンダの国立公園の特徴

【ウガンダの国立公園の特徴】
- ゴリラトレッキングが有名
- 比較的治安が良く安心してサファリを楽しめる
- どの国立公園も少しアクセスが悪いが希少な動物が見れる
ウガンダ名物と言えば、ゴリラトレッキングです。
ウガンダは、アフリカ大陸の中でも特にゴリラの生息数が多いため、ゴリラ観察目的で訪れる観光客が多い傾向があります。
ゴリラをはじめ、希少な動物が多く生息するため、どの国よりも環境保護に力を入れています。
そのため、観光施設が充実しているとは言えず、拠点となる街からのアクセスもあまり良くありませんが、観光地化されていない環境で動物を見られる喜びは計り知れません。

また、隣国のケニアやタンザニアと比べると街の治安が安定していることから、初めてアフリカでサファリを考えている方におすすめです。
ブウィンディ原生国立公園(世界遺産)

絶滅の危機があるとして厳重に保護されているマウンテンゴリラ
観光拠点 | カンパラ(エンテベ)or キガリ(ルワンダ) |
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ツアー相場 | 200,000〜600,000円 |
目安日数 | 1泊2日 |
目安移動時間(片道) | 約10時間 (ウガンダ国内からアクセスする場合) |
ベストシーズン | 12〜2月、6〜8月 |
「ウガンダで1つだけ国立公園を訪れるとしたらどこがおすすめ?」
この回答でほぼ間違いなく挙げられる国立公園が、ブウィンディ原生国立公園です。
なぜなら、ウガンダの象徴的な野生動物であるマウンテンゴリラを見ることができるからです。
遭遇率は90%以上と非常に高く、他の国ではなかなか見られない動物なので、マウンテンゴリラに興味のある方はブウィンディ原生国立公園を訪れてみましょう。

ブウィンディ原生国立公園へのアクセスはウガンダ国内からだとあまり良くありません。
そのため、隣国のルワンダの首都キガリから国境を超えて訪れるツアーが多く催行されています。
もし、ブウィンディ原生国立公園のツアーを探す場合は、ウガンダではなくルワンダのオプショナルツアーから検索してみましょう。
なお、マウンテンゴリラを観察するには、”許可証”を発行する必要があります。
そして、この許可証の料金が約10万円(入園料含む)と非常に高額なのです。
マウンテンゴリラの観察を検討している方は、料金が非常に高額になることを念頭に置いておいてください。

マーチソンフォールズ国立公園

壮大な川や滝などの自然景観も楽しめる
観光拠点 | カンパラ(エンテベ) |
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ツアー相場 | 140,000〜250,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約6時間 |
ベストシーズン | 通年 |
マーチソンフォールズ国立公園は、ウガンダで多様な動物が見られる、ウガンダ屈指の人気を誇る国立公園です。
国内最大の面積を持つ園内には、大型の草食・肉食動物だけでなく、豊富な鳥類を見ることもできます。

また、公園名に”フォールズ(滝)”と入っているように、巨大な滝が流れ落ちる姿や、有名なナイル川の源流などの自然景観を楽しむことができる点も魅力の一つです。
動物観察をしつつ、アフリカらしい雄大な自然景観も楽しみたい方は、マーチソンフォールズ国立公園を検討してみてください。
ツアー詳細はこちら >>クイーンエリザベス国立公園

ボートサファリでのカバ観察が人気
観光拠点 | ムウェヤ |
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ツアー相場 | 30,000〜200,000円 |
目安日数 | 日帰り(ムウェヤから訪れる場合) |
目安移動時間(片道) | 約1時間 |
ベストシーズン | 通年 |
ウガンダでボート・サファリを楽しみたい方は、クイーンエリザベス国立公園一択です。
クイーンエリザベスはエドワード湖とジョージ湖という2つの大きな湖に囲まれているため、水資源が非常に豊富です。
そのため、ドライブではなくボートによるサファリが人気で、水辺には多くのカバが集まってきます。

また、最寄り空港(ムウェヤ空港)からわずか1時間でアクセスできる立地の良さも魅力的です。
もしくは、首都のカンパラから宿泊プランで訪れることもできます。
ツアー詳細はこちら >>ザンビア&ジンバブエの国立公園の特徴

【ザンビア&ジンバブエの国立公園の特徴】
- 「ヴィクトリアの滝×サファリ」プランが大人気
- ほとんどのサファリが穴場
- 基本的に宿泊込みのツアー
ザンビアやジンバブエはあまりサファリスポットとして知られていませんが、だからこそ観光客が少なく、メディアでは取り上げられない知られざる景色を見れる、隠れたサファリスポットなのです。
なかでも、アフリカで最も有名な自然景観と言える「ヴィクトリアの滝」周辺には、サファリスポットが点在しています。
そのため、ヴィクトリアの滝とサファリをセットで楽しむ観光客が多いのが特徴です。

一方で、ヴィクトリアの滝周辺以外の国立公園へのアクセスはあまりよくありません。
基本的に宿泊を伴う数日間にわたるツアーになるため、時間に余裕の無い方は、ヴィクトリアの滝周辺でサファリスポットを探しましょう。

モシ・オ・トゥニャ国立公園

有名な「ヴィクトリアの滝」近くの人気サファリスポット
観光拠点 | リビングストン or ヴィクトリア・フォールズ |
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ツアー相場 | 15,000〜50,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約30分 |
ベストシーズン | 4〜6月 |
モシ・オ・トゥニャ国立公園とは、言わずと知れた大人気観光スポット「ヴィクトリアの滝」に隣接する国立公園です。
滝に多くの注目が集まるためあまりメディアでは取り上げられませんが、滝周辺に生息する野生動物を見るサファリツアーが多く催行されています。
ヴィクトリアの滝周辺には複数の国際空港があるため、南アフリカなど隣国からのアクセスが良い点が魅力的です。

サファリ自体は通年行うことができますが、ヴィクトリアの滝の水量が最も多くなる4〜6月に合わせて訪れるのがベストです。
ちなみに、ヴィクトリアの滝は世界遺産に登録されていますが、あくまでも滝と周辺の地形が評価されているため、国立公園自体は世界遺産ではありません。
ツアー詳細はこちら >>カフエ国立公園

アフリカで2番目の広さを持つザンビアで人気の国立公園
観光拠点 | ルサカ(ザンビアの首都) |
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ツアー相場 | 250,000〜700,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約6時間 |
ベストシーズン | 5〜10月 |
カフエ国立公園は、ザンビア中央に位置する生息する野生動物が非常に豊富な注目の国立公園です。
カフエ最大の特徴は、アフリカで2番目に広い面積を持つ国立公園という点です。
(ちなみに、1番はナミビアの「ナミブ・ナウクルト国立公園」)
広大な面積を有するため、他の国立公園や保護区ではなかなか見られない、「アードウルフ」や「ラーテル」などの希少動物を見ることができます。

一方で、少しマイナーな国立公園のため、カフエ国立公園でサファリをするツアーの数が少なめです。
一般的には、ザンビア入国後に宿泊ホテルや街中のツアー会社で申し込む流れになります。
その反面、ツアーに参加する観光客が少ないため、360度人や人工物の無い大自然のパノラマを見ることができます。
ツアー詳細はこちら >>ワンゲ国立公園

圧倒的なスケールと動物の豊富さで人気
観光拠点 | ヴィクトリア・フォールズ |
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ツアー相場 | 30,000〜100,000円 |
目安日数 | 日帰り |
目安移動時間(片道) | 約2時間 |
ベストシーズン | 5〜9月 |
「ヴィクトリアの滝の近くで広大で本格的なサファリができる国立公園を訪れたい」
このように考えている方におすすめなのが、ワンゲ国立公園です。
ヴィクトリア・フォールズという街から約2時間で着くため、日帰り観光が可能です。
街中のツアー会社や宿泊ホテルからツアーを申し込むことができます。

ワンゲ最大の特徴は、サファリで世界的に有名なタンザニアのセレンゲティ国立公園とほぼ同じ広さを持つ広大なサバンナです。
ゾウ、キリン、ライオン、ヒョウ、バファローといった人気動物に会えるだけでなく、約400種もの鳥類を観察することができます。
日本ではヴィクトリアの滝の影に隠れてあまり注目されませんが、もし日帰りでサファリを体験したい方は、ワンゲ国立公園を訪れることを検討してみてください。
ツアー詳細はこちら >>マナ・プールズ国立公園(世界遺産)

ザンベジ川が流れる世界遺産登録された国立公園
ポイント
南部アフリカでは貴重な世界遺産登録されている国立公園
ジンバブエにあるが隣国ザンビアからのアクセスの方が良い
ザンベジ川などの水資源が豊富

人気度
アクセス
ツアー料金
広さ
動物の豊富さ
観光拠点 | ルサカ(ザンビアの首都) or チルンドゥ |
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ツアー相場 | 250,000〜400,000円 |
目安日数 | 2泊3日 |
目安移動時間(片道) | 約4時間 |
ベストシーズン | 6〜10月 |
マナ・プールズ国立公園は、ザンビアとジンバブエの国境付近に位置する、ザンベジ川が流れる水資源に恵まれた国立公園です。
ザンベジ川付近を中心に、水を求めて多くの野生動物が集まる光景は圧巻です。
特に、ザンベジ川をボートで下りながら観察するボート・サファリが人気です。

また、マナ・プールズ国立公園は世界遺産に登録されています。
ケニアやタンザニアなどの東部アフリカには世界遺産の国立公園や保護区が多く点在しますが、ザンビアやジンバブエなどの南部アフリカには東部アフリカほど世界遺産の国立公園はありません。
このことからもわかるように、マナ・プールズは南部アフリカの中でも大変貴重な自然環境なのです。

観光拠点となる街は、国立公園のあるジンバブエ側ではなく、ザンビア側の「チルンドゥ」小さな街です。
首都の「ルカサ」からもいくつかツアーが催行されているので、ジンバブエ側ではなくザンビア側から訪れるのがおすすめです。
ツアー詳細はこちら >>その他の国のサファリスポット

赤い砂丘と珍しい動植物に会えることで人気のナミビアの「ナミブ・ナウクルフト国立公園」

エチオピア | ||
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シミエン国立公園(世界遺産) | エチオピアで最も有名な世界遺産の国立公園。寒暖差が激しいため生息する動物の数は少ないものの、ワリアアイベックスやゲラダヒヒなど、ここでしか見られない動物が生息している。 | ツアー詳細 |
バレマウンテン国立公園 | 草原、湿地帯、森林地帯など様々な環境が混在している、エチオピア屈指の広さを持つ国立公園。哺乳類のみならず、珍しい爬虫類や両生類にも出会える。 | ツアー詳細 |
ナミビア | ||
エトーシャ国立公園 | ナミビアで最も本格的なサファリドライブを体験できる人気国立公園。広大なエリアに多種多様な動物が生息しているため、宿泊して訪れるのが一般的。 | ツアー詳細 |
ナミブ・ナウクルト国立公園 | アフリカ大陸で最も広い面積を有する国立公園。世界遺産の「ナミブ砂漠」をはじめ、ここでしか見られない自然景観が魅力。 | ツアー詳細 |
ルワンダ | ||
アカゲラ国立公園 | 首都キガリからアクセスできる、ルワンダで人気の高い国立公園。アカゲラ川と大小様々な湖があるためボート・サファリスタイルが人気。 | ツアー詳細 |
ニュングェ国立公園(世界遺産) | ジャングル散策でチンパンジーなどの霊長類の野生動物に会える世界遺産の国立公園。ジャングルにかかる橋を渡る「キャノピー・ウォーク」が名物。 | ツアー詳細 |
ガーナ | ||
モレ国立公園 | 西アフリカで最も人気の国立公園。肉食動物が夜間にしか現れないため、”ウォーキング・サファリ”という歩いて動物を見るサファリスタイルが一般的。 | ツアー詳細 |
コートジボワール | ||
タイ国立公園(世界遺産) | 巨木の密林に多くの動物が生息する世界遺産の国立公園。チンバンジーやコビトカバなどの希少動物が見られる。 | – |
コモエ国立公園(世界遺産) | 西アフリカ最大の国立公園。世界遺産登録されており、ゾウやチンパンジーの生息数が多いのが特徴。 | – |

