こんな方にオススメの内容!
- ヨルダン旅行の計画をしている!
- 首都アンマンの見どころを知りたい!
- アンマンからの日帰り観光スポットを知りたい!


アンマン観光のポイント

アンマン、およびアンマン郊外観光のポイントは、主に以下の4つです。
歩きやすい服装・靴

アンマン観光で最も重要なポイントと言っても過言ではないのが、観光する際の服装です。
ヨルダンの首都アンマンは海抜約800mに位置する盆地に広がる街です。周囲を小高い複数の丘に囲まれているため、街中には非常に多くの坂道や石の階段が点在しています。オシャレ重視で歩きずらい服装で街散策すると痛い目にあうので、必ず歩きやすい服装(スニーカー必須)で散策を楽しみましょう。

アンマンは冬になると雪が降ることもあるほど年間の寒暖差が激しい街です。
「中東 = 暑い」
このようなイメージを取り除いて、もし冬に訪れた場合は防寒対策はしっかりと行いましょう。
また、アンマンは中東の国ヨルダン、イスラム教を信仰する国なので露出の多い服装を避けることも大切です。歩きやすい、且つ失礼のないような服装でアンマン散策を大満喫しましょう。
市内観光だけなら1日あれば十分

アンマンの主要な観光スポットは徒歩で周れるほどの狭い範囲に点在しています。
アンマンはヨルダンの政治・経済の中心地として機能する面を持つ他、紀元前(2000年以上前)から人が定住していたと考えられる、世界中の都市の中でも指折りの歴史の長さを持つ古代都市です。
この歴史的な街並みと建築物は旧市街に集中しているため、旧市街散策だけなら1日あれば十分です。

一方で、近代的な高層ビルやショッピングモールがある新市街地も散策したい場合は、旧市街散策と合わせて2日あれば十分でしょう。ただし、新市街と旧市街は徒歩だと1時間ぐらい歩くので、タクシーを使って移動するのが無難です。
タクシー(配車サービス)を駆使する

前述の「歩きやすい服装・靴」でお伝えしたように、アンマンは起伏の激しい盆地に位置する街です。距離的には各観光地は徒歩で周れるほどコンパクトですが、何度も坂を上り下りすると体力的にも結構厳しいです。
そんなときはタクシーを使うことをおすすめします。
アンマンでは、世界で最も利用されている配車サービスUberが利用できる上に、市内移動であれば数百円で乗車ができるほどタクシー代は安いです。観光するための体力を温存するために、移動でタクシーを利用することはとてもコストパフォーマンスが良いと言えます。

また、アンマン郊外観光でもタクシー利用は必ず選択肢にいれておきましょう。
鉄道網があまり発達していないヨルダン国内において、郊外への移動手段はバスとタクシーのみ。バスは料金は安いものの、1日数本、場所によっては1日1本しか走っていないため、バスの利用は決して使い勝手が良いとは言えません。
もし自分たちのスケジュール通りに観光したい場合は、自由度の高いタクシーをチャーターして移動しましょう。
夜散策も楽しめるほどの治安の良さ

「中東 = 危険」
このイメージはヨルダン滞在中はあまり深く考えなくて問題ありません。
「ヨルダン = 安全」
ヨルダンの隣国であるシリア、イスラエル、パレスチナなどと比べると、ヨルダンは政治が安定し、インフラが整っており、治安を脅かすような国際情勢の影響をほとんど受けてないため、安心して観光を楽しめます。

ただし、もちろん観光客を狙ったスリなどの軽犯罪には注意が必要です。手荷物管理をしっかりすることを心がけ、暗い道を避けることを意識して観光を楽しみましょう。
※注意※
上記の治安状況は2025年時点のものです。周辺国の情勢変化が激しいことを踏まえるとヨルダンも影響を全く受けないとは言い切れません。ヨルダン渡航をする際は必ず最新の情報を確認してから渡航を検討してください。ツアー利用も検討する

前述の「市内観光だけなら1日あれば十分」でもお伝えしたように、アンマン市内だけであれば徒歩やタクシーのみで十分に観光を楽しむことができます。
一方で、アンマン郊外の観光スポットを複数カ所訪れることを検討しているのであれば、毎回タクシーをチャーターするよりも、最初からツアー利用する方が安く済ませることができます。料金面だけでなく、ツアー利用であれば1日で複数観光スポットを巡ってくれることもあるので、観光の効率面を考えてもツアー利用は検討しても良いです。
とくに、アンマン郊外で観光客に大人気の死海やペトラ遺跡は、タクシーを使うとなかなかの金額になります。バスも走ってますが、主要観光スポットへのバスの本数はわずか1日1本(2025年時点)。乗り遅れたらおしまいです。

ツアーの予約は、アンマン市内にあるツアー会社やホテルで簡単に申し込むことができます。また、各オプショナルツアー会社でも、豊富なヨルダンツアーの中からオンラインで簡単に予約できます。
もしアンマンだけでなく郊外の観光も充実させたい方は、ツアー利用で周ることを強くおすすめします。
なお、海外旅行でおすすめのオプショナルツアー会社については、下記の記事で詳細に説明しているので、ぜひあわせて呼んでみてください。
合わせて読みたい!アンマンおすすめ観光スポット

アンマン市内のおすすめ観光スポットは、主に以下の5つです。

ローマ円形劇場(Amman Roman theater)
こんなところ!
アンマンの古代の歴史を象徴する壮大な遺産!ローマ円形劇場は、紀元前140年頃に建造されたアンマンのシンボル的存在です。
当時のアンマンはこの地を治めていたローマ帝国の首都として大きく繁栄し、円形劇場はその時の栄華を象徴する巨大な建造物です。収容人数は約6,000人で、ローマ帝国時代には、下層から順にお偉いさん、軍人、上層は一般人といった感じに座席区分がありました。観客の目に太陽の光が入らないように北向き設計されているのが特徴で、最上層からはアンマン市街地を眺めることができます。

ローマ帝国によってキリスト教化が進んだことで、イスラム教国のヨルダンでは罪深いものとみなされ公演が行われないようになっていき、地震による損壊もあって次第に放棄されていきました。
しかし、20世紀半ばから修復が進められて現在のような立派な姿を見せています。
現在でも、国際イベントやコンサート会場などとして定期的に使用されることがある現役の劇場です。内部はヨルダン民俗博物館という資料施設になっており、アンマン観光に欠かせないスポットです。
劇場周辺には、石作りの列柱が建ち並んだり、約500人収容の小劇場もあり、古代ローマ遺跡を連想するような空間が広がっています。
| 入場料 | 2JOD(約400円) | 営業時間 | 08:00~18:30 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 不定休 | 備考 | ヨルダンパスに含まれる |
シタデル(Amman Citadel)
こんなところ!
古代遺跡散策が楽しい絶好のビュースポット!シタデル(アンマン城塞)は、丘の上に数多くの遺跡が点在する、歴史ロマンに溢れた古代都市跡です。
6,000年以上も前からアンマンに人が定住していた痕跡が残っている歴史的に貴重な場所で、歴代の王朝が建てた神殿、宮殿、教会跡などが残されています。

また、丘の上に立つ遺跡群は、360度アンマン市街地を眺めることができる絶好のビュースポット。旧市街、新市街、ローマ劇場などあらゆる景色を眺めることができます。
一方で、遺跡周辺にはあまり飲食店や商業施設が無いので、飲み物やお土産は旧市街などで購入しておきましょう。遺跡エリアにたどり着くまでに多くの坂道があるため、体力に不安がある方はタクシーを利用してアクセスすることをおすすめします。
| 入場料 | 2JOD(約400円) | 営業時間 | 08:00~19:00 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 金、日 | 備考 | ヨルダンパスに含まれる |
レインボー通り(Rainbow St)
こんなところ!
なんでも揃う観光客向けのストリート!レインボー通りは、数多くの飲食店やお土産店が建ち並ぶ、全長約1kmにおよぶ観光客に大人気の通りです。
通りの中心部にあるレインボーシアターが名前の由来で、通り沿いにはカラフルな装飾が施された建物も点在しています。アンマンの数ある通りの中でも、とくに観光客の人通りが多いため、観光客向けのレストランや民芸品店、オシャレなカフェが点在しています。

歴代の首相が過ごした邸宅や別荘などもあり、歴史的な面で見てもみどころが豊富です。
昼夜問わず一通りが多く、夜遅くまで営業しているお店が多いことに加え、人気観光地のローマ円形劇場などへのアクセスに使える通りでもあるので、観光の拠点として訪れるのにも最適です。
グランド・フセイン・モスク(Grand Husseini Mosque)
こんなところ!
アンマンの歴史を見守り続けたイスラムの聖域!グランド・フセイン・モスクは、礼拝時に最大1,500人の礼拝者を受け入れるアンマン最大級のモスクです。
モスクの起源は教会で、教会跡の上にモスクが築かれました。その後歴代王朝による改修や増築、地震による崩壊など様々な時を経て、現在見られる姿は20世紀に再建されたもの。ヨルダンという国が成立されてから政府主導で建てられた最初の建築物でもあります。
2つの美しいミナレット(塔)、壮大なファサード(建物の正面)、中に入ると多くのムスリムの方々がお祈りをささげている姿が見られ、まさにアンマンを象徴するモスクです。

モスク周辺には複数のスーク(市場)が点在しているので、アンマンの活気を感じることができる人気のエリアでもあります。また、夜にはモスクがライトアップされ、美しく幻想的な姿を見ることができます。
モスク周辺は夜遅くまで活気に満ちており、観光客が多いので比較的安心して散策することができるのも魅力です。
| 入場料 | 無料 | 営業時間 | 04:00~22:00 ※お祈り時間の入場は控える |
|---|
スーク・アル・スカル(Souq Al-Sukar)
こんなところ!
地元民の生活を垣間見れる活気ある市場!スーク・アル・スカルは、露店であらゆるモノの売買が行われている、アンマンを代表する活気ある市場です。
野菜、果物、肉、魚、お菓子、香辛料、お菓子類など、青果を中心としたものを販売するお店が軒を連ねる、地元民の台所のような場所です。観光客向けの商品が販売されているという感じではありませんが、その分、温かく迎えてくれる地元商人の笑顔、地元民の会話が交差する商売の熱気など、ローカルな雰囲気を感じられる点が魅力のひとつです。

青果を中心とした商売が中心ではあるものの、観光客も楽しめるちょっとした飲食の販売もあります。中東と言えばのケバブやファラフェルサンドイッチ、フレッシュジュースなどの食べ歩きを楽しめます。ただし、クレジットカードはほぼ使えず、基本的に現金対応になるので、必ず両替をして現金の準備をしておきましょう。

| 営業時間 | 08:00~18:30 ※冬季は時間短縮 | 休業日 | 金、土 |
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アンマン郊外おすすめ日帰り観光スポット7選

アンマン郊外のおすすめ観光スポットは、主に以下の7つです。

死海(Dead Sea)
こんなところ!
湖の上に浮かぶ新体験ができるヨルダン必見スポット!死海はアンマン郊外観光スポットの中でもとくに人気が高い、ヨルダン観光を象徴する必見スポットです。
名前に海という文字が入ってますが、実態は湖。ただし、海抜がなんとマイナスであるため海の約10倍もの塩分を含んでいるため、性質はどちらかというと海に近いです。あまりにも塩分濃度が高いため、湖に入ると自然と体が水に浮かびます。この”浮遊体験”をするために世界中から多くの観光客が死海を訪れます。

死海に沈澱した泥は美容の効能があるため、観光客は泥パックのようにして全身に塗って楽しんでいます。ほとんどのビーチにはシャワーや更衣室が完備されていますが、ごく稀に設備が整っていないビーチもあるので、目的のビーチが決まったら必ず事前にビーチの設備情報を調べておきましょう。

死海沿いには外国人観光客向けの大型リゾートホテルが点在。各ホテルは死海に面したプライベートビーチを有しており、ホテル宿泊者は自由にビーチを利用することができます。
なお、アンマンから公共交通機関を使ってアクセスする場合、死海へはJETTバスという会社が毎日運行しているバスを利用することでアクセスできます。ただし、1日わずか1本(往復)しか走っていないため乗り遅れてしまうと行けなくなります。また、春や秋のハイシーズンでは観光客で予約が埋まることもあるため、なるべく早めに予約する必要があります。
| 1日1便(往復)※2025年時点 | |
|---|---|
| 往路 | 8:30発 |
| 復路 | 16:00発 |
| 所要時間 | 約1時間30分 |
| 公式HP(予約サイト) | 詳細 |
さらに、JETTバスを利用する際には目的のビーチ(ホテル所有のビーチ)を告げる必要があるため、「移動費+ビーチ利用料」がかかります。そう考えると、わざわざバスとビーチ別々に予約するのではなく、最初から死海沿いのホテルを予約して送迎もお願いする方が非常に効率が良いです。もしくは、ホテルのビーチを利用できるツアーに参加するのもおすすめです。
【ビーチが利用できるおすすめホテル】
| 入場料 | 利用するビーチによって異なる |
|---|---|
| 営業時間 |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |
マダバ(Madaba)
こんなところ!
古くからモザイク芸術が花開いたモザイクの街!マダバは、ヨルダンがキリスト教国に統治されていた時代に大きく繁栄した街です。現代でも多くのキリスト教徒が暮らしており、ヨルダンで最もキリスト教の文化や雰囲気を色濃く残す街です。
街の最大の見どころは「聖ジョージ教会(S. George’s Church)」。教会内の床には世界最古のモザイク地図が残されており、ヨルダンからアフリカのナイル川までが描かれています。

アンマンからマダバへ行く場合は、基本的にタクシーをチャーターしてアクセスすることになります。一応2つの街を結ぶミニバスが走っていますが、乗車場所や運行本数の情報が流動的なため、決して利用しやすいとは言えません。もしくは、アンマンではなく「クィーン・アリア国際空港」から直接アクセスする方法もおすすめです。アンマンからよりも近く空港からであればタクシーも捕まえやすいです。
ただ、多くの観光客はマダバやその周辺(死海、ネボ山など)を巡るツアーに参加して訪れるのが一般的です。もし死海なども訪れる予定がある場合は、はじめからツアーを利用するのも手段の一つです。
| 入場料 | 無料 | 営業時間 | 08:00~17:30 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 金曜日 |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |
ネボ山(Mount Nebo)
こんなところ!
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の重要な聖地!ネボ山は、ヨルダン史上に重要な場面として名が刻まれるほど神聖な山です。
ネボ山や有名になった理由は山の高さや美しさではなく、宗教上の重要な出来事が起きたためです。その出来事とは、ユダヤ教やキリスト教の重要な書物「旧約聖書」に登場する預言者モーセが、神に与えられた地とされるカナンを見渡したことです。
そのため現在はユダヤ教、キリスト教、イスラム教3つの宗教の聖地とされています。

また、ネボ山からはヨルダンの壮大な渓谷、有名な死海、隣国の聖地エルサレム方面までを望むことができるため、観光客に人気のビュースポットにもなっています。
個人でアクセスすることは非常に困難なため、周辺のマダバや死海と一緒に巡るツアーに参加することをおすすめします。
| 入場料 | 3JOD(約600円) | 営業時間 | 05:00~19:00 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 不定休 |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |
【世界遺産】アル・マグタス [イエス洗礼の地](Al-Maghtas)
こんなところ!
ヨルダン川西岸パレスチナを望むキリスト教の聖地!アル・マグタスは、アラビア語で「洗礼」を意味することからもわかるように、キリスト教の創始者イエスが洗礼を受けたとされるキリスト教の聖地です。
洗礼者ヨハネの活動拠点、そしてそのヨハネから洗礼を受けたキリスト教の創始者イエスが洗礼を行った地として知られ、世界中のキリスト教徒にとって重要な地とされています。このような歴史的に重要な場所とされることから、2015年には『洗礼の地「ヨルダン川の向こう側、ベタニア」(アル・マグタス)』という名前で世界遺産に登録されています。

また、南北に流れるヨルダン川がヨルダンとヨルダン川西岸パレスチナ(イスラエル)との国境になっているため、目と鼻の先は別の国という日本では決して見ることができない光景を目の当たりにできます。
洗礼地へは個人で行くことはできず、必ずツアー参加が必要です。さらに、そもそもアル・マグタスまでのアクセスがあまりよくないので、アンマン発のツアーに参加して周るのがおすすめです。
| 入場料 | 12JOD(約2,400円) | 営業時間 | 08:30~19:00 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 不定休 | 備考 | ツアー参加でのみ訪問可能 |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |
【世界遺産】サルト(Salt)
こんなところ!
中東を代表する人情味あふれる ”おもてなし” の街!サルト(アッサルト)は、3つの丘の上に築かれた、様々な文化・宗教が共存する坂の町です。
丘の傾斜を埋め尽くすほど多くの建物が連なる街並みこそサルトの特徴のひとつ。赤みを帯びた家屋が作り上げる光景は、ヨルダン一美しい街並みと称されるほどです。

古くから東西貿易の拠点として栄えたサルトは、キリスト教、イスラム教など様々な宗教を信仰する人々で溢れました。そのため、現在も教会やモスクなど複数宗教の建物が混在しています。
ただサルトは、他宗教を排除するのではなく迎え入れる姿勢を長年貫きました。その結果、様々な人がサルトを訪れるようになり、宿泊するための「マダファ」と呼ばれるゲストハウスや、「タカフル・イジティマイ」と呼ばれる社会福祉制度が整備されました。
このように、サルトは古くから訪問者を温かく迎え入れる文化が根付いているため、”おもてなしの街”という愛称で親しまれています。

ちなみに、2021年に『サルト-寛容と都市的ホスピタリティの場』として世界文化遺産に登録されています。
主なアクセス方法は、アンマンのバスターミナルから1日数本サルト行きのバスが運行しています。ただ、アンマンとサルトは比較的近いので、仮にタクシーを利用しても片道12JOD(約2,400円)ほどで行けます。複数人で訪れる場合は、コスパを考えてタクシー利用もおすすめです。
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
ジャラシュ遺跡(Jerash)
こんなところ!
ローマ遺跡のロマンに浸れるヨルダン最大規模の遺跡群!「アンマン郊外のおすすめ観光スポットといったらジャラシュだよ!」
アンマン在住の人みんなが口を揃えて言うほど、ジャラシュはヨルダン人が誇る古代遺跡群です。
約6,500年もの歴史を持つジャラシュの遺跡は、広大な敷地に神殿、列柱、劇場、浴場、噴水、塔、巨大な門などが残る、いわばヨルダン版ローマのような大規模都市遺跡です。数ある遺跡の中でも、高台に位置する眺めの良い「ゼウス神殿」、美しい柱の彫刻が特徴的な「アルテミス神殿」、1万5,000人も収容できる巨大な競技場「ヒッポドローム」などが見どころです。

様々な歴史を刻むジャラシュの遺跡群は70年前まではほとんど発掘されずに忘れ去られてましたが、近年になって発掘調査が進み、現在はヨルダンで最も人気の高いペトラ遺跡に次ぐ訪問者を記録するほど人気スポットとなっています。
とはいえ、まだ日本人観光客はあまり訪れない観光スポットなので、先取りでヨルダンの遺跡スポットを探索したい方は、ぜひジャラシュを訪れてみてください。
ちなみにアンマンからジャラシュへは、アンマン中心部から少し外れたバスターミナルから出ている1日数本のバスを使えばアクセスできます。ただし、時間や本数の情報が流動的に加え、バスの運行スケジュールに合わせるとジャラシュ散策時間が限られてしまうので、歴史を詳細に理解することも含めてツアー利用が断然おすすめです。
| 入場料 | 10JOD(約2,000円) | 営業時間 | 08:00~19:00 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 不定休 | 備考 | ヨルダンパスに含まれる |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |
【世界遺産】ペトラ遺跡(Petra)
こんなところ!
一度は訪れたい!ヨルダン最大の観光スポット!ペトラは、日本人観光客がヨルダンを訪れた際に99.9%の人が目指すと言っても過言ではない、ヨルダンで最も人気の高い観光地です。
広大な敷地に数多くの巨大な遺跡が点在するペトラは、有名な映画だと『インディジョーンズ』のロケ地になったり、世界各国のCMでも使われるほど独特な景観が魅力。散策ルートこそ整備されているものの、片道約6km、往復すると最低でも6時間はかかるほどの広さ。
ただし一歩足を踏み入れると、そこには数千年前にタイムスリップした感覚になるほどの異世界が広がっており、他の地域では決して見られないようなユニークな遺跡を目の当たりにできます。

とくに人気の遺跡が「エル・ハズネ(宝仏殿)」と「エド・ディル(修道院)」。どちらも岩山を削って形造られた遺跡で、大きさと特徴的な形が世界中の観光客に大きなインパクトを与えています。
他にも、数千年前から高度な文明が栄えた証となる遺跡や痕跡が数多く見られ、訪れる者を古代ロマンの世界へと誘ってくれます。
大人気観光地のため、遺跡エリア付近には宿泊施設や飲食店が充実。
一方で、アクセス面はあまり充実していません。アンマンからアクセスする場合は、1日1往復走る高速バスのみ。バスの発着時間を考慮すると日帰りだと見れる遺跡が限られてしまうので、宿泊して数日間ペトラに滞在することを強くおすすめします。
なお、見どころ、アクセス方法、おすすめルートなどペトラ観光の詳細については、下記の記事で解説しているのであわせてご覧ください。
合わせて読みたい!| 入場料 | 50JOD(約1万円) | 営業時間 | 06:00~18:00 ※冬季は時間短縮 |
|---|---|---|---|
| 休業日 | 不定休 | 備考 | ヨルダンパスに含まれる |
| おすすめツアー | |
|---|---|
| GetYourGuide | ツアー詳細 |
| Viator | ツアー詳細 |
| ベルトラ | ツアー詳細 |

参考文献・注意事項
- 当記事は100%正しい内容を保証するものではありません。一部誤った記載が存在する可能性があることをあらかじめご了承ください。








](https://omowaka-sekaiisan.com/wp-content/uploads/2025/12/amman-tourist-spot-3-4.jpg)


